最近では様々なものが横文字にされていますよね・・・
クラスターとかオーバーシュートとかSDGsとか。
本当にやめてほしい。
小学生でもわかるような言い方の方が、本当の意味が世の中に浸透していくのに・・・と日々感じています。
さて、今回は『メンタルモデル』とはどのようなものかを考えていきます。
これまた横文字で嫌になってきますが、ブログで収益を上げていくための手立てにもなるのではないかと仮説を立ててみました。
『メンタルモデル』とは?
『メンタルモデル』とは、人がある情報に関して、それぞれが独自に作り上げる心の世界のことをいいます。
例えば、学校で非常ベルが鳴ったらいったいどのような行動をとりますか?
私が以前働いていた学校では、抜き打ちで非常ベルを鳴らす避難訓練をしてみましたが、生徒がとった行動は・・・『誰かがぶつかって鳴らしてしまったと思い込み、その場で待機する』でした。
人間は何か情報をインプットすると、その情報に対して頭の中で高速に処理をします。
『とりあえずこの情報は〇〇だ』とモデルを作り出します。
つまり『メンタルモデル』とは、『行動のイメージ』のことをいいます。
実際に物事が思っていたようにすすまず、上手くいかないときの心情はどうでしょうか?
情報の根本からズレて、外部にうまくいかない原因を探していませんか?
一度立ち止まってじっくり考えてみましょう。
もしかすると、自分自身が作り上げてきた『メンタルモデル=行動のイメージ』が違っていたのかもしれません。
自分自身でメンタルモデルの欠陥を探求していくことが、上手くいくための近道になる場合もあります。
『メンタルモデル』の欠陥を探求する方法
人は同じことを見たり聞いたりしたときに、自分が持っている情報をかなりのスピードで処理をし、勝手な判断・結論付けを行うことが多いです。
では情報が入った時から『行動』を起こすまでの様々な要因を段階を分けて考えてみます。
①事実(経験)
②事実(経験)の中から選択
③意味(解釈)
④推論(仮定)
⑤結論づけ(判断する)
⑥確信(信念)
⑦行動
という風に『行動を起こす』ところまでを段階別に分けて考えていきます。
上記でも書いたように、人間はこれらの段階を高速で処理し、行動に移す場合が多々あります。
その結果、上手くいかなかったということもよく起こります。
学校現場で生徒に『行動する前に、少しだけ考えてみなさい』と指導していたことを思い出します。
まさにその『少し考える』ということが行動を起こす前に必要です。
探求パターン別に考えてみる
では情報が入った場合に、A:『何も考えず高速で処理した直情型』の場合とB:『ゆっくり立ち止まってみた』場合を分けて、1つの例に対して考えてみましょう。
例:ダイエットサプリが売れると聞く
①事実(経験)
A:ダイエットサプリが売れている
B:同様
②事実(経験)の中から選択
A:『痩せたいと思っている人が多い』
B:同様
③意味(解釈)
A:売れるのは、何か意味があるはずだ
B:同様
ここまでは特に変化なし。『事実』を述べているだけですので。
④推論(仮定)
A:痩せたいからサプリを買う?楽して痩せたいからサプリを買う?
B:痩せてモテたいから?栄養バランスとか気にしてるから?
⑤結論づけ(判断する)
A:売れているのなら、それなりにいいものだから問題なし。
B:売れるのは理由がある。成分?値段?試してみる価値がありそう・・・。
⑥確信(信念)
A:問題ないから買ってみよう。
B:調べてみた結果、他のサプリの方が成分がいいと知る。
⑦行動
A:実際に購入し試してみるが効果なし。
B:調べた他のサプリメントを購入し、試してみたら驚きの結果(成果)に!!
探求パターンを分けて例題を考えました。
A(高速処理)とB(ゆっくり立ち止まる)で『事実』から『行動』までを示しましたが、最初の情報は全く一緒ですが、最終的な『行動』は変わってきています。
Bが正解だった場合で書きましたが、もちろん逆のパターンもあり得ます。
ですが、『ゆっくり立ち止まって考える』ということができれば、様々なトラブルを回避できることも多いです。
『メンタルモデル』が収益につながるのか?
この『メンタルモデル』は収益につながるのか?
今の私が答えるとするのであれば『わからない』です。
現在の私は、ほんの少しだけ収益が発生したに過ぎない、ペーペーの初心者です。
これから実践していくことになりますが、どのように実践していくのかを上記のBパターンで考えてみます。
『商品を売る記事を書く』
※①~③まではA・Bとも変わらない所ですので、④~⑦が『メンタルモデル』になると想定します。
④推論(仮定)
・売るために必要なことを考える。
なぜ売りたいのか?ではなく、読者様の悩みを解決するための商品を紹介することを心掛ける。
『たくさんの悩んでいる方』に対しての紹介ではなく、『悩んでいる一人』に対して紹介していく。
⑤結論づけ(判断する)
・成分や値段が悩んでいる人のニーズに合っているか?
実際に自分自身が試してみて、メリット・デメリットを把握することが必要。
⑥確信(信念)
・試した商品では悩みを解決できそうにないので、他のいいものを探し、比較する。
比較し、本当に悩みを解決できるものを紹介する。
⑦行動
・『悩んでいる一人』のために記事を書く。
こんなところでしょうか。
私は、『悩んでいる一人』が悩みを解決できる記事を書くことができたのなら、収益は必ず上がると考えています。
おそらく『悩んでいる一人』と同じように悩んでいる人はたくさんいます。
100人いたら100通りの悩みがありますが、日本の人口は1億2593万人(2020年6月1日現在)です。
その中には必ず数人は同じ悩みを抱えています。
様々な記事を書くにあたり、『一人のために』書いていくようにすれば、収益は出ると信じています。
良質な記事を書くために『メンタルモデル』をしっかりと理解し、対処していくことが必要です。
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