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一歩でそんなに!?走幅跳の魅力や見どころ

陸上競技好きのみなさん、こんにちは(^^)/

世の中、新型コロナウイルスによる影響が大変なことになっております・・・。

 安倍総理は、「完全な形で実施していく」とのコメントをしていましたが、完全な形って? 無観客や延期はなく、予定通りの日程で、観客も入れて実施するってこと? 賛否両論ありますが、いったいどうなってしまうんでしょう・・・。

ちなみにオリンピックの観戦チケットは払い戻しはされないそうです( ゚Д゚)

最高金額がたしか30万円・・・ で、観戦できないっていうのはあまりにも厳しいですね。
自分は観戦チケットを持っていないので何も言えませんが、もし延期になった場合などはそのままチケットが使えるようになってほしいものです。

とはいえ、今後の方針をできる限り早く出していかないと、選手に多大な負担がかかります。 なかなか決断することは難しく、勇気のいることですが、今後の選手の為にも具体的な方向性を出してほしいものですね・・・。
長々とオリンピックの愚痴(?)を書いてしまいましたが、ここから本題です(^^)


※少し前に記事を作成したため、最新の情報ではありません( ゚Д゚)

走幅跳とは?

いったいどんな種目なのでしょう?

文字通り、走って一歩で跳んだ距離を競う種目です。

一言でいってしまえば簡単そうな種目ですが、技術やスピードの要素が盛りだくさんの種目になります。

おそらくみなさんも学生時代、体育の時間に一度はやったことある種目です。

体育の時間で計測した人・・・どれくらい跳べましたか?

おそらく運動が得意な男子で5m前後、女子では4m前後ってところじゃないかと思います。
※自分は陸上競技部でしたが、体育の時間では5m少し超えたくらいだったように思います。

不滅の世界記録


※インターネットの画像を引用
男子の世界記録は、なんと8m95cm!!
 アメリカのマイク・パウエル選手が樹立しました。
こちらの記録は『不滅の世界記録』と呼ばれるほどすごい記録です。
しかも実はこの記録、東京の国立競技場で樹立されました(^^)

この時の2位はあのカール・ルイス選手(アメリカ)。

 この時のカール・ルイス選手の記録は8m91cm!!

現在の世界陸上では8m50cm前後を跳べば優勝できる記録です。
8m91cmで2位って・・・。
自分たちの世代で、カール・ルイス選手を知らない陸上競技者はいない程、有名な選手でした。

ずーっと連勝してきたカール・ルイス選手を世界新記録で破ったマイク・パウエル選手。
今後、これほどの名勝負はおそらく見られないんじゃないかと思います。

ちなみに日本記録は2019年に城山正太郎選手(ゼンリン所属)が樹立した8m40cm!!

 こちらも素晴らしい記録です!!

で、この日本新記録が樹立された大会・・・ 実はこの日本記録の数分前に、ほかの選手が従来の日本記録を更新していたんです( ゚Д゚)

1本目に橋岡優輝選手(日本大学)が8m32cmの大ジャンプをした後でした。

 ちなみにこの時、城山選手は24歳、橋岡選手は20歳と、非常に若い選手が大ジャンプの応酬をしていました。
走り幅跳びで記録が出るときって、こんな感じで過去に例を見ないハイレベルな争いで出るのかもしれませんね(‘ω’)

走幅跳の技術や見どころは?

日本でも盛り上がりを見せている走り幅跳び・・・ どんな技術が必要かというと

①まずはやっぱりスピード スピードがないと遠くへ跳べません。
ちなみに前述のカール・ルイス選手は100mでも世界陸上で優勝するほどのスピードの持ち主です。

②跳躍に入るための助走
スピードも必要ですが、ただがむしゃらに走るのではなく、加速局面、中間疾走、踏切準備など、走り幅跳びに適した助走が必要です。
また、踏切版を踏み越えては、どんなに跳ぼうがファールとなり、記録がつきません。
スピードを維持しつつ、踏切準備をしつつ、かつ踏切位置をしっかり合わせる必要があるとても難しい技術です。

③スピードに乗った踏切
踏み切り方にも技術が必要です。
スピードに乗った助走をしても、踏切でブレーキがかかってしまえば台無しです。
いかにスピードを落とさずに踏み切れるかが重要な技術です。

④空中姿勢と着地
踏切後の身体の持っていきかたも重要です。
はさみ跳び、そり跳びなど、様々な技術があります。

そして最後の着地・・・ ロンドンハーツで『運動神経悪い芸人』ってやってますよね?www

自分もあの企画が大好きなんですが、フルーツポンチの村上選手(選手?笑)の着地・・・
あれは記録を落とします。www

ひざは伸びていますが、斜めに突き刺さっていますよね。www

着地は足をつくのをできるだけ我慢し、できるだけ足を前に伸ばすことが重要です。
そのまま伸ばしたままだと、お尻を着いたときに記録がマイナスになってしまいますので、足を着いた瞬間にひざを緩め、足を着いたところに滑り込むような技術が必要となります。
これがまた難しいんですよね・・・。

走って跳ぶだけの種目ですが、上記の通り、とても繊細で難しい種目です。

で、陸上バカが考える走り幅跳びの見どころは・・・

①助走に入る前のルーティン
観客に手拍子を求める選手もたくさんいます。
ちなみに自分は現役の時の友達は仮面ライダーの変身ポーズみたいなことをやっていました( *´艸`)www

②助走の加速局面
徐々にスピードが上がって・・・「跳ぶぞ!跳ぶぞ!!」とワクワクしてきます。

③踏切位置が合っているか
これは本当に緊張の一瞬です。
凄い距離を跳んで「ワー」ってなった後、赤旗(ファール)が上がると「あぁぁぁ・・・」と本当に声が聞こえるほどです。

④着地した位置
砂場の横に『6n・7m・8m・9m』という風に、目安となる表示があります。
8m後方に着地したときの記録への期待が高まる瞬間です。

⑤記録表示
電光掲示板や表示板に記録が表示される瞬間・・・
あれが一番ドキドキします(^^)

表示された時の観客と選手の喜び方、まさにシンクロしています(‘ω’)
記録表示の他にも、風は何m吹いていたかも重要です。
追い風の場合は『+1.2m』とか、向かい風であれば『-0.5m』といったふうに表示されます。
ちなみに追い風2.1m以上は『追い風参考記録』として、公認の記録にはなりません。
これは100mや200m、次回紹介する(多分・・・)三段跳びも同様です。

以上、様々な技術、見どころがある走り幅跳び・・・ ぜひ競技場で生で観てください(^^)/

終わりに

冒頭にもあげましたが、東京オリンピックの開催が危ぶまれています。

もし開催されることになったら、日本人選手にもぜひ注目してください!!

日本記録保持者の城山選手はもちろん、歴代2位の記録を持つ橋岡選手。

二人とも東京オリンピック本番で自己ベストを更新するようなビックジャンプをすることができたら、本当にメダルを狙える選手です(^^)

走り幅跳びはとても繊細な種目ですが、観客の手拍子でテンションがMAXになった選手は、自分でも驚くぐらいのパフォーマンスが出るはずです♪

近年、世界大会の優勝記録は8m50cm前後。

で、城山選手も橋岡選手も非常に若い選手ですので、まだまだ伸びる選手だと思います♪

もしかしたら地元東京で開催されるオリンピックという最高の舞台で、日本人選手が表彰台のテッペン、金メダルを獲得してくれるかもしれません。

ぜひ会場やテレビで声援を送って、選手の後押しをしましょう(^^)/

次回は同じ砂場を使用する『三段跳び』について語っていこうと思います♪

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

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