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インターハイ中止~次の目標は?~

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史上初インターハイ中止

1963年から始まった高校生にとっての最高峰の舞台:全国高校総体『インターハイ』が史上初の中止となりました。

新型コロナウイルスの影響はいったいいつまで続くのでしょうか?

記者会見などでたまに「いつ新型コロナウイルスは終息しますか?」という質問が出たりしますが、正直わかるわけないでしょう。

なぜなら、今までに経験したことがないから。

過去に様々な感染症、ウイルスが流行して猛威を奮ったことももちろんあります。

そのたびに人類は混乱し、大きな被害を受けましたが、ワクチンや特効薬などを開発して打ち勝ってきました。

今回の新型コロナウイルスに対してもワクチン、特効薬を開発してくださる方々がいます。

今私たちにできることは、感染者を増やさないこと。

非常事態宣言が出されている中、インターハイ中止という苦渋の決断に至ったのは、何よりも選手や関係者の命を優先した結果です。

インターハイが中止になり、全国中学校総合体育大会(全中)も中止になり・・・

現在の高校3年生や中学3年生にとっての目標が、一瞬にして無くなりました。

悲しい現実ですが、受け止めていかなければなりません。

ここまで頑張ってきた選手や指導者の方々、ぜひ次の目標を見いだし、輝ける場を探しましょう!!

次の目標は?

インターハイが中止になり、選手の方々は落胆していることでしょう。

実際、たくさんの選手からのコメントで「悲しい。辛い。目標を失った。」と連日ニュースで放映されています。

今は気持ちの整理がつかないとは思いますが、インターハイは『ゴール』ではありません。

インターハイを経て、さらなる高みを目指していく選手はたくさんいます。

もちろん、インターハイ路線で引退を決意する選手もたくさんいますが、それぞれの次の目標に向かって努力を続けていってほしいものです。

さて、次のビックゲームとなると『鹿児島国体』になってくるのでしょうか。
こちらはまだ『中止決定』はされていません。

おそらく今、鹿児島国体関係者はかなりバタバタしていると思いますが。

非常事態宣言が出され、外出自粛を続けてきた日本の情勢が好転していけばまだ望みはあるはずです。

『国体』というと、各県の選抜選手1名になるため、インターハイより狭き門になる県もあります。

県内のレベルによっては逆に出場しやすくなる県もありますが。

また、10月には『U20・U18日本陸上競技選手権』も予定されています。

全国規模の大会がまだ残っていたり、各都道府県レベルの大会も望みは残っています。

現状では開催はかなり困難ですが、今後の状況で活躍の場・今までの努力の成果を発揮する場はきっとあるということを信じて努力を続けていってください!

現状でできるトレーニング

現在、YouTubeやツイッター等で、『自宅でできるトレーニング』という動画がたくさん配信されています。

一流アスリートが配信しているものもあれば、一流アスリートを指導したコーチの方々、強豪校の顧問の先生方、トレーニングDVDを出している企業などが配信しています。

臨時休校で自宅にいる時間がたくさんあると思いますので、たくさんの動画を観てまずは『試してみる』ことが重要です。

自分自身の種目に合った練習方法、基礎体力を上げる方法、フォームの改善、股関節の柔軟性を高める運動など、現在の課題に合った内容がきっと見つかるはずです。

ちなみに日本陸連では、『アスリート達の自宅でできるトレーニング動画リレー!!「#いまスポーツにできること」』というトレーニング動画を、リレー形式で配信しています。

<「#いまスポーツにできること」リレー① バトンパス状況>
寺田明日香選手 ⇒ 土井杏南選手 ⇒ 北口榛花選手 ⇒ 戸邉直人選手 ⇒ 山本凌雅選手 ⇒ 橋岡優輝選手 ⇒ 津波響樹選手 ⇒ 江島雅紀選手 ⇒ 丸山優真選手 ⇒ 佐藤友佳選手 ⇒ 津田シェリアイ選手 ⇒ 北村夢選手 ⇒ 山崎有紀選手
※日本陸連ホームページより引用
東京オリンピックを目指す選手たちが、ツイッターで配信しています。
『#いまスポーツにできること』と検索したら出てきますので、ぜひ活用してみてください。

理想をイメージする

インターハイを目指していた選手は『イメージトレーニング』を普段からやっている選手も多いと思いますが、陸上おじさんはこのイメージトレーニングを大切に行ってきました。

まずは自分自身の理想の跳躍をイメージし、必要なトレーニングを考えていきます。

走高跳は『高さ』競技ですので、ほかの種目に比べてイメージはしやすいです。

例えば教室の窓の高さを見て、「これは2m00」とか、バレーボールのネットを見て「これをクリアしたらインターハイ優勝」とか考えていました。

もう何十年も前の話になりますが・・・。

ちなみに陸上おじさんのイメージトレーニングは2種類あります。(少ないwww)

1つは、客観的に見た自分のイメージ・・・

外から自分の跳躍を見るイメージです。

自分自身の跳躍の動画撮影をして、それを観るイメージの仕方。

もう1つは、自分自身の目で見たようにイメージすること。

伝え方が難しいですが、マットが設置されていて、助走の位置からマットを見ます。

ここから助走に入り、バーを跳び越え、ガッツポーズをし(笑)、マットから降りるところまでを自分の目で見たようにイメージをします。

イメージトレーニングを普段あまりしない選手は、2つ目の自分自身の目で見たイメージは作りにくいかもしれません。

意外と難しいものですので、一度試してみてください。

このイメージトレーニングをすることにより、新たに自身の課題が見つかることもたくさんあります。

そこから練習メニューを組み立ててみてください。

さらなるレベルアップの方法はたくさんありますので、ぜひ自分に合ったトレーニングをつくっていきましょう!!

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