【必見】東京オリンピックが陸上競技にもたらしたもの

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「コロナ禍での開催に反対!」
「この状況でオリンピック?」

世間一般ではこのような意見が相次いでいます。

東京オリンピックが開催されるか否かは、正直どちらがいいのかはわかりません。

しかし陸上競技ファンとしては、先日行われた日本選手権を観て「地元オリンピックで活躍する選手」の姿はぜひ観てみたいです。

近年、日本の陸上競技は急激に世界レベルにまで上がってきました。

これも東京オリンピック効果ではないかと個人的には思っています。

この記事では東京オリンピックが日本の陸上競技界にもたらしたものを考えていきます。

陸上競技ファンの皆さんはぜひ最後までご覧くださいね。

【この記事の筆者】
・20年以上陸上競技に携わっている
・競技者として日本一を経験
・指導した選手が全国大会入賞
※指導についての記事も載せていますので、気になる方は下記の記事をご覧ください

目次

東京オリンピックが陸上競技にもたらしたもの

先日、男子100mで山縣選手が9.95の日本新記録を樹立しました。

その影響もあり、2021年の日本選手権100mは今までにないほど注目されました。

自己ベスト9秒台の選手が4人(桐生選手、サニブラウン選手、小池選手、山縣選手)という豪華な顔ぶれに加え、10.01の記録を持つ多田選手が激突する最高レベルの戦いは見応えがありましたね。

陸上競技に携わってきた人間としての予想は

①山縣②桐生③多田④サニブラウンでしたが、結局フタを開いてみると

①多田②デーデー③山縣④小池という順位となりました。

予想を大きく外し、勝負の面白さがより一層増した日本選手権でしたね。

勝負の楽しさや難しさがわかったり、全体的なレベルが向上したことなど、オリンピックがもたらしたものはかなりの大きいです。

東京オリンピックが決定してからの記録の伸びがすごい!

東京オリンピックが内定したのは2013年、気がつけばもう8年も経過しています。

この8年間で日本の陸上競技のレベルはどのように変化したのかをご紹介します。

日本記録がたくさん生まれた

2013年以降更新された日本記録は男子で15種目、女子で8種目の23種目もあります。

中でも男子の100mや110mハードル、走り幅跳び、女子では100mハードルなどは複数人が従来の日本記録を上回るほどレベルが爆上がりしています。

特に最近ハイレベルな種目は男女のハードルです。

日本選手権では泉谷選手が決勝でマークした13.06という驚異的な記録は、オリンピックのメダルが狙える(年によっては金メダル)好記録です。

この他にも金井選手や高山選手、村竹選手、石川選手、野本選手が従来の日本記録13.39を上回るほどハイレベルとなっています。

また女子では、長年13.00の記録を破ることができませんでしたが、現在では寺田選手と青木選手が壁を突破し、12.87の日本記録を樹立しています。

跳躍種目では走り幅跳びの城山選手の8m40や橋岡選手の8m36など、従来の日本記録を上回っており、特に橋岡選手はまだまだ伸び盛りで記録を大きく伸ばす可能性が見られます。

8m50以上の記録を日本選手がマークする時代が目の前に迫っている感じでワクワクしますね。

走高跳では戸邉選手が2m35の日本記録を樹立しましたが、現役選手では真野選手の2m31、衛藤選手の2m30など、2m30台の記録を持つ選手3人に加え、2m28の記録を持つ現役選手も数名いるほどの大盛況。

僕が大学生の頃は、2m20台の選手は日本に3人くらいしかいなかったので、現在のレベルの高さに驚いています。

ここでは紹介しきれないほどの好記録、ハイレベルな種目もたくさんありますので、オリンピック効果がもたらした日本のレベルアップは図り知れません。

国立競技場が新しくなった

※画像は別会場のイメージです

オリンピック開閉会式、陸上競技、サッカーが行われる予定の国立競技場が新しくなりました。

2019年11月に完成しましたが、それまでの国立競技場は陸上競技者としては正直物足りない部分がありました。

僕も実際に以前の国立競技場で試合に出たことがありますが「そこまでいい競技場ではなかった」という印象です。

「国立でやるくらいなら日産スタジアムの方が100倍マシ」と当時は思っていましたね。笑

しかし新国立競技場は設備も充実し、まさにオリンピックが行われるに相応しい競技場に生まれ変わりました。

オリンピックにも陸上競技にも興味がない人からすると「莫大な費用をかけて造りやがって」となるかもしれませんが、元陸上競技選手としては「一度でいいから新国立競技場で試合してみたい」となります。

「新国立競技場で試合するために」という風に、目標を持つ選手も増え、さらに日本の陸上競技のレベルが高くなることも期待されます。

おそらくオリンピックが終わった後、定期的にビックゲームが新国立競技場で行われるようになるのではないでしょうか。

今から楽しみでなりません(^^)

感染症や防犯対策等が加速する

「コロナ禍なのにオリンピック?」
「感染拡大するからやめてくれ」

このような意見が一般的であり、現在の一番の課題となっています。

「安心・安全に」とよく政府は言っていますが「具体的にどんな対策?」という意見には明確な答えが出ていません。

これに対して反発する人も大勢います。

しかしこの事を逆に捉えて「安心・安全に」大会が開かれることを目指した対策が必ずいい方向に向かっていきます。

ワクチン接種やPCR検査、ソーシャルディスタンスの確保や消毒など、オリンピックが開かれる国=感染症対策や防犯対策が世界でも注目されるので、確実に前進していきます。

感染症対策や防犯対策はオリンピックが終わった後も必須のことなので、オリンピックの対策を元にしたより良い対策が日本中に浸透するものと考えます。

これにはもちろん反論もあるとは思いますが、オリンピックが終わった後の対策のことも考えていきましょう。

まとめ

この記事では「東京オリンピックが陸上競技にもたらしたもの」についてご紹介しました。

あくまで個人的な意見ですのでご了承ください。

【東京オリンピックが陸上競技にもたらしたもの】
・競技力の向上
・数々の日本記録
・立派な新国立競技場
・感染症や防犯対策の加速

こんな感じです。

東京オリンピックの開催にあたり賛否両論ありますが、個人的にはぜひ開催してほしいです。

何より東京都オリンピックを目指して各地で競技人生を懸けた熱い戦いが繰り広げられています。

「なぜこの状況でやるの?」と言われていますが、選手目線としては「今しかない!」ということです。

東京オリンピックで競技人生を終える選手もたくさんいることでしょう。

コロナに負けず、選手が人生の大半をかけて取り組んできた成果をオリンピックという最高の舞台で発揮されることを切に願っています。

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